財政破綻からのハイパーインフレ
日本財政の現状
日本の借金は天文学的で1000兆円以上、GDP比で230%を超えております。年間予算100兆円のうち、税金でまかなえているのは40兆円程度で、残り60兆円を赤字国債で補填してます。
しかも、「日本の借金時計」で見てみると、1秒に100万円ほど増えています。
利息だけで年間31兆円増えている計算です。恐ろしい。。。
出典:世界経済のネタ帳
家計で言えば、年収400万円の家庭で1億円の借金をして毎年1000万円使い込んでいて、利息だけで毎年31万円借金が増えている状況です。どんな家庭ですねん!
今すぐにでも増税し財政健全化すべきと思いますが、政府は何も出来ておらず問題を先送りしているだけです。
※2019年10月から消費税が10%になります。やらないよりましですが、今更で、焼け石に水のような気がしてなりません。
日本は大丈夫と言う人もいますが、私はそう遠くない将来、国債の受け入れ先がなくなり日本は財政破綻すると考えております。その結果、ハイパーインフレが起こり円の価値は暴落するはずです。
ここ数十年の間ではロシア、メキシコ、ベネズエラ、アルゼンチンなどでもハイパーインフレが起こって物価が数十倍から数百倍に跳ね上がりました。
その結果、ハンバーガーが1万円とかになり、貯金は紙屑になってしまいます。
国が何もしてくれないなら、私たちは自分で資産を守るしかありません。
ハイパーインフレに対対策として私たちができること
私たちができるハイパーインフレ対策は「資産を分散する」ことだと思います。
大抵の人はほぼ貯金(円資産)だと思いますが、インフレを考えると実は貯金は安全ではなく、リスク資産ともいえると思います。
ハイパーインフレに備えるには貯金を外貨資産や不動産に分散することが最適と思います。資産を分散しておけば、ハイパーインフレになった時の影響を軽減し、資産を守ることができます。
私の場合も円貯金がほとんど+不動産(マイホーム)ですが、可及的速やかに以下の目標に持っていきたいと思います。
・円貯金 30%
・米ドル貯金 15%
・米国株ETF・投信 30%
・不動産(マイホーム)40%
米国株ETF・投信は資産運用のために始めましたが、私的にはハイパーインフレ対策も兼ねておりオススメです。
詳細は以下記事をご参照ください。
10年後に資産の多くを教育費として使う必要がありますので、そこまで積極的にはできませんが、ハイパーインフレに警戒して上記のポートフォリオで進めて行きます。