マネーの虎の巻
私もまだまだ勉強することは多いですが、ここ数年で蓄えてきたお金の知識をまとめてみました。
※既出が多く、初心者向けです。
今後アップデートしていくことにします。
資産形成のご参考になれば幸いです。
1.マネー論
お金は目的ではなく手段とスベシ
お金は教育費、老後生活、辛い仕事から逃げる、夢をかなえる、人を助けるなどの選択肢を増やす手段です。
お金だけでは幸せにはなれませんが、お金で避けられる不幸も多い。
例えば、上記の「辛い仕事から逃げる」。
極論を言えば、資産を持っていてそれで生活費以上の配当が入れば、辛い仕事は辞められます。
実際そうしている人も居て、セミリタイヤやFIRE(financal independence, retire early)と言う言葉が生まれています。
私はダメリーマンで仕事が嫌でたまらないので、仕事を辞められる状況にしたくてお金を貯めています。
日本ではお金の話はしづらいですが、お金無しでは生きて行けず、きっとみんなお金が大好きです。
2.経済的豊かさへの影響
経済的豊かさへの影響は
- 稼ぎ
- 支出・貯蓄の習慣
- 不動産(マイホーム)
- 生命保険
- 自家用車
- 資産運用
だそうです。
稼ぎが大きいほうが好きなものが買えます。
ただし、収入が多い人は支出も多い傾向にあり、稼ぎが良い人が資産が大きいとも限りません。
稼ぎを改善することはなかなか難しいですが、副業・投資・共働きなど手段があります。
また、支出を抑えることで、収支を増やし老後生活にも有利になります。
3.お金を貯めるしくみづくり
お金を貯める基本は収入>支出
①収入を増やす
②支出を抑える
③運用する
そのためには家計簿をつけて収支を把握することが有効です。
これが生涯にわたってできれば人生黒字です。
ただし、人生では貯まりやすいときと貯まりにくいときがあり、生涯にわたって黒字にするにはマネープランが有効です。
更には余剰資金を運用し資産形成を加速させます。
4.家計支出の黄金比率
家計を把握し黄金比率を参考にすることで黒字にスベシ
目標は収入の10~20%を貯蓄に回す。
家計はライフスタイルにより様々でその時々で最適な家計支出の比率があります。
黄金比率を示します。
なにもこの通りにする必要はないと思いますが、黄金比率を参考にしてどこかが多ければどこかを減らすようにして自分の比率を決めればよいと思います。
月々のばらつきがありますので、出来れば年間通しての家計簿をつけて家計を把握し、黒字にできるようにした方が良いと思います。
家計のリストラを行うなら「まずは固定費から」が鉄板です。
固定費は保険・携帯代・家賃などです。
参考に私の家計簿はこんな感じです。
ざっくり過ぎて無駄も多くイマイチですが
貯金するなら給料天引きが鉄板ですね。
また、結婚出産しても状況が許す限り共働きが良いと思います。
ダブルインカムですと収入面で大きく違いますし、リスク分散にもなる。
何より奥さんの生きがいにもなると思います。
ただし、子どもが小さいうちは相当ハードですが。。。
資産形成の初歩は家計を黒字にすることから。
5.マネープラン
人生を通して黒字にするためにマネープランを作成スベシ
人生では収入と支出にばらつきがあります。
教育費が出せるか心配だったり、老後の生活が不安になったりしますが、マネープランを作成してみると資産の推移が見える化され将来が見通せます。
将来は不確定でマネープランを描いても意味はないと思われるかもしれません。
私は将来が不確定でもひとまずマネープランを描いて、プランと差異が出てきたらその都度修正すればよいと思います。
目標がなければどこにたどり着くかわかりませんが、目標を持てばその目標に近づける確率は高くなると思います。
6.資産運用
余剰資金は資産運用すベシ
「金持ちと父さん貧乏父さん」では、人に雇われている限りお金の不安につきまとわれラットレースをやって一生を過ごすと言っています。
ラットレースから抜け出すためには資産を持つ必要があります。
資産とはポケットにお金を入れてくれるもの
と言っても、初心者がいきなり不動産投資とかFXはリスクが高すぎると思います。
私の考えは初級者~中級者レベルでは国際分散もしくは米国集中のインデックス株式投資信託を積立するのがベターでしょう。
理由は
- 世界も米国も人口増加傾向で経済成長が見込める
- インデックス積立投資は再現性が高い
- 少額から始められる
- やめようと思えばすぐやめられる
- 積立することで平均点を狙えて手間が少ない。
- 20年以上の長期で運用すれば平均的には資産倍増が見込めて、高確率で赤字にならない
大まかなやり方としては
- 生活防衛資金を貯めて(生活資金1~2年分目安)あふれた分で投資
- 国際分散か米国集中の分散・積立・低コストの銘柄を選ぶ
- つみたてNISA※で株式投資信託を積み立てる
- 老後資金準備は確定拠出年金※も利用する
- 暴落しても解約せずにひたすら積み立てる
※つみたてNISAは20年間運用可能で利益非課税
※確定拠出年金は積立金分の所得非課税、利益非課税。
60歳まで引き出せないリスクあり
頑張ることは入金力を上げることと途中でやめないことです。
国際分散か米国集中かは議論が分かれるところではありますが、私は米国集中投資派です。
安心を選ぶなら「国際分散」投資、リスクをとってもう少し高いリターンを目指すなら「米国集中」投資と思います。
具体的には 楽天VTIかeMAXIS Slim 米国株式あたりがいいのではないかと思います。
私は積み立てNISAで楽天VTIを積み立てています。
積立シミュレーション
【前提】楽天VTIを想定
積立金額:3.3万円/ 月(年間40万円)
信託報酬:0.3%
成長利回り:4%
配当利回り:1.4%
積立期間:20年
7.保険
保険は自分で許容できないリスクに備えるもので、最低限にするベシ
保険はピンチを救ってくれる重要なアイテムです。
ただし、掛け過ぎは家計を苦しくしてしまいます。
私の保険に対する考えは以下です。
- 保険は公的保険と必要額を想定して設定する
- 入ったほうがいいのは自動車保険、個人賠償保険、共済(医療保険)
- 医療費は公的医療保険+傷病手当+生活防衛資金で賄う
- 生活防衛資金がまだない人、不安な人は共済などの最低限の医療保険にする(団体保険も良いそうです)
8.最後に
お金は人生を豊かにしてくれるアイテムです。
私と皆さんの人生が豊かになることを祈っています。