この国は95%破綻する ハイパーインフレになった時の対処法は?
週末、子供2人とも友達と遊びに行ってたので、サイクリングを兼ねて本屋さんに行ってみました。
浅井 隆さんの「この国は95%破綻する」をよみました。
普段は本はほぼ図書館で借りています。でも、最新刊はなかなか手に入らないので、たまに本屋さんに行って情報を仕入れます。買うのはどうしても欲しい本だけにしています。
昔は本はコスパがいい投資なので、惜しみなく買っておりました。基本的にはその考えには変わりありませんが、給料が減っているので、支出を減らすために基本は図書館で借りて、本の購入は厳選したものだけにしています。
本は1度読むと2度読むことはそんなにないし、私は記憶力が残念なため、本は読んだら、ポイントは読書帳に記録するようにしています。
1.日本の現状とハイパーインフレの危機
「この国は95%破綻する」に戻りますが、私はハイパーインフレ信者なのでこの手の本は興味があります。
日本の借金はGDPの200%以上(1100兆円以上)で、戦後のパイパーインフレのときも200%程度でした。
日本の借金時計で検索したら、利子も1秒間に約100万円増えて行っています。
今後は、少子高齢化により税収は減り社会保障は増えてしまうためますます借金は増えていくでしょう。
ロシア、アルゼンチン、トルコでもハイパーインフレが発生しており、日本も戦後に経験しております。
日本のハイパーインフレはオリンピック後の2020年から景気が悪くなり、2025以降に発生すると予想されるそうです。
ハイパーインフレになればハンバーガーが1個1万円になったりして、現金は紙屑になってしまいます。銀行預金はリスクでもあります。
ハイパーインフレから逃れるには、外貨資産や金を持ち資産を分散させるのが有効です。
2.私の場合どうするか
私はハイパーインフレ対策として資産を分散させるために貯金を楽天VTI(全米株式)を中心の海外株式投信/ETFに変えています。約2000万円の資産のうち、現在400万円程度を外国株式に変えております。将来的には50%程度は株式にしておきたいと考えています。
私の場合は、10年後に子供の教育費がピークを迎える予定ですので、リスク資産に全力投球できません。
また、できれば、VTI(全米株式)を直接買いたいのですが、投資に使える資産規模が小さく、配当再投資がむずかしいため、楽天VTIにして手間を省いています。
ただし、証券も没収されるという話も乗っており、海外口座も考える必要が有るかもしれません。
3.最後に
世間では楽観的に日本は大丈夫と言う論調も多いですが、私はどうも信じれません。
普通の家庭レベルで考えれば、年収400万円の世帯で1億円の借金をしていて、さらに、毎年1000万円使っているようなものです。
個人と国家は違うかもしれませんが大丈夫とは思えません。すぐにとは言わないまでも、そう遠くない未来には現実のものになるかと思います。
信じる者は救われる。備えあれば憂いなし。