家計を黒字にする3つの方法
目次
家計を黒字にする
当然のことを言いますが、「収支=収入-支出」です。収支をプラスにするには収入を上げるか、支出を抑えるしかありません。
収入(稼ぎ)の影響のほうが大きいですが、すぐに上げることはなかなか難しいです。また、収入がいくら多くてもそれなりに支出も多くなってしまうので、赤字家計になる人もいます。
最終的には収入を上げることが重要かもしれませんが、まずは支出を抑える方向で収支をプラスにします。
「バビロンの大富豪」(ジョージ・S・クレイソン)と「人生と財産」(本多 静六)いう本を読みましたが、書いてあるのはいずれも、収入の一部(1割~2割)を貯えて生活防衛資金を貯める。それが貯まったら投資して増やすことが重要だそうです。
すなわち「先取り貯金」。収入から貯金を差し引いて、残ったお金でで生活します。
確かに、これが収入の過多に関わらず、貯蓄を確実に増やす方法ですね。
年間予算表
自分がやっている方法は、年間予算表を作り、収支確認をしています。
収入・生活費・特別支出をすべて記入します。ここでは過去実を参考に、ざっくり記入します。そのあと、各出費の比率と理想とする「黄金比率」を比べて、何の出費が多いが確認し、なるべく黄金比率に近づくように予算を修正します。
黄金比率はインターネットに色々載っていますが、家庭状況によって違います。
以下参考です。
ポイントは、食費・光熱費などを節約するよりも、保険料・電話代などの固定費を削減するほうが無理なく効果的です。
私は、会社の残業が禁止になり、収入が一気に5万円程下がった時期がありました。もちろん、赤字家計です。
これは、まずいと思い、生活防衛資金がある程度貯まっていたので、医療保険を解約しました。
終身医療保険で、150万円程払い済みでしたので、後ろ髪をひかれましたが、公的医療保険もあり、今後払い続けても元を取れる確率は低いので思い切りました。
電話代に関しては 「携帯電話(docomo)2台」+「WIFI」+「固定電話」で2万円/月の出費があり、こちらも削減したいところですがまだ、出来ていません。
格安スマホにしたいところですが、私は遠方の両親に良く電話をかけるので、まだ検討中です。
これで、年間収支がプラスになり欲しい貯蓄が確保できればOKです。
マネープラン
人生にはお金がためやすい時期と、ためにくい時期があります。
なので、単年でプラスになっても、人生の中で資産がマイナスになる時期が出てくるので、油断はできません。
例えば、子供が大学に通う時期、老後など。遠方の大学に通えば、年間200万円、4年で800万円程消えていきます。
人生を通してプラス収支にするには、「マネープラン」で全体像を把握する必要があります。
マネープランに関しては別記事で書きたいと思います。
まとめ
1.先取り貯金で、収入の1~2割を貯蓄する。
2.年間予算表を作成し、黄金比率と比べて先取り貯金ができるようにする。
3.マネープランで人生を通してプラス収支になるようにする。
心配しなくても人生何とかなるという人も居ますが、それはそれでい良いと思います。
将来お金が足りなくなりそうで心配とか、どうすればわからないという人は年間予算表とマネープランで見える化すれば少し安心できると思います。
また、人生には予定外はたくさんあり、計画と実績が変わったからと言って焦る必要はないです。計画はあくまで計画であり、修正すればいいだけと思います。