いま君に伝えたいお金の話
目次
★子供への教育
私には子供が2人いますが、あまり教育熱心な親ではありません。
どちらかというと放任主義に近いほうで、基本は子供のやりたいようにやらせています。
ボーダーラインは危険なことや人として間違っていることをやっていると叱ります。
と言いつつ、結構 感情に任せて怒ってしまう時もありますが(;´Д`)
今後の未来がどういう世界になっていくか想像がつきませんが、子どもにお金を残すのではなく生きていく能力をつけさせたいと考えています。
★私の投資履歴
日本の義務教育ではお金の教育は全くありません。
大学に行けば一部の学科ではお金の教育はあると思いますが、ほとんどの人はお金の教育は受けずに大人になり、大人になってもお金の話はそんなにしないと思います。
私もつい数年前までお金にはあんまり興味がありませんでした。
5年ほど前に飲み会で同僚から投資の話を聞き、投資に興味がわきました。
同僚は米国株式投資をやっており、米国株式について説いていました。
ちょうど会社でも確定拠出年金(DC)を導入したころで、投資をする環境は整いつつありました。
他の人は怪しんでましたが、私は人の話を受け入れやすい性格で投資の素晴らしさを感じ興味がわきました。(騙されやすいタイプ)
でも、人の話を鵜呑みにはできませんでしたので、自分なりにネットや本で勉強して王道の国際分散投資で投資を始めました。
最終的には、米国株式に投資にたどり着き今では楽天VTI(全米株式)を積み立てています。
タラレバになりますが、就職したときにお金の知識があれば、約15年の期間があったので資産は2倍はあっただろうなと思うことはあります。(72の法則で年利7%として)
それで子供には小さいときからお金の知識をつけさせたいなと思うようになりました。
給料は子供に話さない家庭も多いと思いますが、子供にも家計事情をなるべくオープンにしたいと思っています。
★いま君に伝えたいお金のお話
冬休みに時間が有り余っているので、本を数冊借りました。
その中に「いま君に伝えたいお金のお話」(村上世彰著)があります。
ターゲットとしては中高生向けと思いますが、図書館にもあると思いますので借りてみてください。
村上さんは過去にインサイダー取引で逮捕されて悪いイメージがありますが、読んでみたらお金が好きなだけで悪い人ではなく、世の中を良くしようというミッションを持っている人でした。
本当にインサイダー取引やったのかなぁ。はめられたのでは?と言う印象です。
小学校6年生の子供に奨めてみましたが、残念ながら興味を示しませんでした。
中高生になったら進めてみたいと思います。
備忘録を兼ねて、この本の中で私の目を引いた内容を紹介していきたいと思います。
★お金の4つの大切なこと
この本の中で書かれていたシンプルで一番重要な教えはこれだと思います。
①自立して生きていくためにはお金が必要である。
②やりたいことをやるには余分なお金があったほうが(・∀・)イイ!!
③困った時にはお金は君を助けてくれる
④君がお金を持っていれば困っている人を助けることができる
日本ではお金の話は大声ではしづらく、お金に執着するのはケチケチしているとか、お金のことばっかり考えているとか言われそうですが、やっぱりお金が無いより有るほうが人生のいろんな面で有利になります。
ダメリーマンの私がそれなりの生活できるのは、親がお金を貯めて大学に行かせてくれたおかげと思います。
★お金の使い方
お金とうまくつきあうには、その金額が自分にとって意味と価値があるかどうかの判断が必要。
バーゲンセールではついつい無駄なものを買ってしまいがちですが、安いものではなく本当に必要かどうかを考えて買う必要がありますね。
といいつつ、100円ショップが好きで、色んなものを買ってしまいがちです。
でも、最近は物欲が少なくなり、ミニマリストになりたいと思うようになりました。
なるべくものが少なくして本当に必要なものだけにすれば、結果的にお金が貯まるんではないかと思います。
借金をするときは本当に返せるかじっくり考える。
私は借金が大嫌いです。
まあ、借金を好きな人はいないと思いますが、ローンもなるべく組みたくありません。
車は通勤に必要なので持っていますが、車を買うときも一括で買います。私の場合軽自動車で十分です。
家を買ったのは正解かどうか今でも悩みますが、家を買ったときは、さすがに借金しました。
ローン35年とか嫌だし、ローンを組んでいて会社をクビになったりしたらと考えるとローンを組む勇気はありませんでした。
私は本当に両親に恵まれていて、両方の親から借金をしてボチボチ返しています。いつ仕事がなくなるかわからないこのご時世、ローンを組んでいないという利点は大きいです。
お金が最も輝くのは人のためにつかったとき
海外の富豪は寄付をするといわれます。
日本ではお金持ちが寄付をしたら売名行為とか言われてしまいますが。
私もお金持ちになって、あふれたお金を人のために使いたいという野望があります。
私の場合一番うれしいのは人から感謝されたときです。人から感謝されることはほぼないので。。。
★仕事とお金
仕事を通して自分自身のミッションを見つける
「ミッション」とは生きる意味や目的の意味で使われていました。
人生の大半を仕事で費やすため、出来ることなら好きなことを仕事にすると人生が楽しくなる。仕事を考える上でお金の問題を軽視してはいけない。
確かにどんなに好きな仕事でも、給料が安すぎたら辛いものがあります。
私は介護職に転職することを考えましたが、あまりの給料の安さに断念しました。
やるなら、それを覚悟の上でやる必要があります。
最初から好きなことを仕事に出来なくても、他の仕事で収入を得ながらいつか好きなことを仕事にする夢に向かって頑張ればいい。
早いうちから好きなことや得意なことを見つけ、自分に何ができるか考える努力をしてほしい。
私も今の仕事が好きではありません。でも、家族が居て家もあるのですぐに転職する勇気もありません。
今は好きなことを探している状態ですが、副業でも好きな仕事につけたらいいなと考えています。ぼんやりとですが、お金が好きなのでファイナンシャルプランナーはどうだろうかと考えています。
★学校の勉強はなぜやらなくちゃいけないの?
これは子供からよく聞かれる質問で結構困ってしまいますよね。
どんな方向に進むにせよそれが土台になってくれるから。
好きなことや得意なことが見つからない人にとっては授業はあらゆる世界の入り口。
私は学生時代にいつも「こんなの将来何の役に立つんだ?」と思いながら勉強していました。
今になってもたまに思うことはありますが、今の状態の基礎になっているんだと思います。
★最後に
子供にそんなにお金を残せないかと思いますが、お金の知識を身につけさせたいと思います。きっと、それが彼らを助けてくれる時が来ると信じています。