投資初心者が株価暴落を乗り切るための4つの方法
★株価の大幅下落
ご存知の通り、2018年9月の株価ピーク以降世界的に株価が大幅下落しています。
私は楽天VTI(全米株式)に積立していますが、それも駄々下がりです。
参照:楽天証券ホームページ
ピーク時から23%の下落で、私の場合リスク資産が約500万円あるのでピークから100万円程損失です。。。(評価額-運用額の実損失は約30万円)
もはや暴落に近いような気がします。
2017年から本格的に投資をしてきて、はじめての経験です。
株式投資にはリスクはつきものと言いますが、こうも下がると経験値のない投資初心者はさすがに狼狽して売ろうかなと思ってしまいます。
私も経験値が低いので狼狽して凹みますが、意外と狼狽売りまでは思っていません。
★投資初心者が株価暴落を乗り越える4つの方法
自分なりに要因考えてみると、株価暴落を乗り越える方法は以下の4つのポイントがあると考えます。
①投資は余裕資金で行う
②信頼できる銘柄に投資する
③長期投資で積立とリバランス
④投資設定したらなるべく見ない
長い株式上昇相場で平和ボケしていましたが、やはり株式投資において暴落は強敵で市場に残ることが最重要と思います。
★①投資は余裕資金で行う
生活防衛資金を1年分ほど貯めてから、余った資金で投資を行ったほうが(・∀・)イイ!!です。
資産のギリギリまで投資につぎ込むと今回のような暴落時は相当なプレッシャーとなると思います。
また、リスク資産が多い状態でリストラ、会社の倒産など生活環境が変わったり、車などの大物の購入などの状況になると、強制的に売るか市場から退場せざるを得なくなります。
経験値の高い方ならまだしも、経験値の低い初心者なら守るべき鉄則と思います。
★②信頼できる銘柄に投資する
株価が暴落すると、また元の株価にもどるか不安になり、損切りしてしまうことがあると思います。
でも、信頼できる銘柄ならばどうせ元値以上になるから一時的に暴落しても問題ないと思えます。
私も自分なりに考えた上で、米国株式投資信託の楽天VTIにしました。
- 個別株は難しく、暴落しても信頼できるかと言われると不安になる。個別株は面白そうだが、初心者はインデックス投資のほうが無難。やりたいなら、インデックス投資を軸にして、おまけで個別株を買うとかもいいかも。
- 日本は人口減少しもう大きな成長は見込めない
- 新興国は当たり外れが大きく、それを選ぶのは難しい。
- 全世界でも候補には入っていて一部楽天VTを保有しているが、不要な国も多く入っているのでベストではない。
- アメリカは優良なグローバル企業が多く、先進国の中でも人口増加が見込まれている成長国
- 日本は財政難でそう当くない将来財政破綻すると信じてますので、国債は買いたくない。(元本保証されてるのか?)
できれば、自国の日本に投資したいのですが、共倒れはしたくありません。
★③長期投資で積立とリバランス
「投資」と「投機」があり、それなりに勉強している方は違うかもしれませんが初心者にとっては短期投資はギャンブルに近い投機と思います。
それに対して、20年間以上の長期投資であればかなりの確率で勝てる実績があります。
参照:日本投資信託協会ホームページ
また、「安値で買って高値で売れ」と言いますが、株式投資で市場を読むのは難しく、底値で買うのは至難の業でしょう。
一括投資と積立投資では一括投資のほうが機会の損失が少なくリターンとしては高くなる傾向にはありますが、積立投資のほうが暴落時にも安値で買い増せるので心理的には安心感があります。最高点ではなく、平均点狙いです。
積立投資とは別に「リバランス」と言う小技があります。
これは、資産割合を一定に保つ操作です。
例えば、株式:債券:現金=4:4:2で保有していて、株価変動により株式:債券:現金=2:5:3になったとしたら、債券を売り株式を買うことで株式:債券:現金=4:4:2の比率に戻します。
そうすることで、実質は「安値で買って高値で売れ」を実行できることになります。
★④投資設定したらなるべく見ない
そうは言っても、暴落したらやはり狼狽してしまいます。
そのときは「見ない」ほうが動揺せずに済むのでイイかもしれません。
私は毎日投資損益をチェックしていましたが、最近では辛くてなるべく見ていません。
こんなときは、「お金は寝かして増やしなさい」だと思います。
★最後に
投資に正解はなく、今後どうなるかはわかりません。
また、失敗してもだれも責任はとってくれません。
しかし、投資は私のようなダメリーマンでも資産を増やせる有効なツールと思います。
株価暴落はバーゲンセールとも考えられ、なるべく、市場から退場せずに済むヒントになれば幸いです。