NISAのデメリット
★NISAの概要
NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
※金融庁HPより(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html)
通常は株式・投資信託等の配当・譲渡益等には現状20.315%の税金が課せられます。
これはやるしかないと思い米国ETF(VTI,VYM,BND)を購入。
2018年からはつみたてNISAに変更して楽天VTIを購入しています。
現状の利益で16万円程度で、課税されるはずの3.2万円分得している計算になります。
★NISAのデメリット
NISAのメリットは前述した通り利益課税の免除です。
メリットばかりが目立ちますが、大きなデメリットとしてはNISAの期限が切れると売却・課税口座に移動することになります。
その時含み損だとそこが課税口座の基準となり売却時に多くの税金を払うことになります。
金融庁HPより
私は「つみたてNISA」にしており新規の「NISA」口座は継続していませんのでロールオーバーできません。
NISAの期限が5年で私は2017年に購入しているので2021年に期限が切れる予定です。
そのとき、含み益である補償はどこにもありません。
上記を見ると確率にして20%は含み損。
現在の状況からすると不景気になっている可能性も高いと予想しています。
長期投資家にとってNISAの5年期限はデメリットが大きいです。
★NISAの出口戦略
含み益である現在、確実に利益を出すためにNISA口座の商品を売却をしようかと思っています。
ギリギリまで待ってそこで含み損になっていたら後悔しそうです。
そのとき資産価値が上がり続けていたら多少後悔しそうですが、人間は得した時の嬉しさより損した時のダメージの方が大きいそうです。
基本的には長期投資でやっていきたいので、ここは一旦売却の方向で行きたいと思います。