5分でわかる「金持ち父さん 貧乏父さん」レビュー
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
- 作者: ロバートキヨサキ,白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いまさら「金持ち父さん貧乏父さん」を読みました。
衝撃を受けました。
私を含めて大抵の人は、朝起きて、仕事に生き、請求書を支払うというお金に対する恐怖と欲望に走らされているラットレースをしています。
そこから抜け出すにはどうしたらよいかが、分かりやすく説明されていました。
私の備忘録と、読んだことのない人のためにと言う体で、記事にしました。読んだ人はスルーで。
この本は物語風に書かれており、私と友人マイク、金持ち父さん(マイク父)、貧乏父さん(私の父)が主な登場人物です。
貧乏父さんは高学歴で公務員
金持ち父さんは低学歴で実業家
二人とも収入は多かったが、貧乏父さんは死ぬまでお金に苦労していました。
金持ち父さんの教え
- 1.お金持ちはお金の為に働かない
- 2.お金の流れの読み方を学ぶ
- 3.自分のビジネスを持つ
- 4.会社を作って節税する
- 5.金持ちはお金を作り出す
- 6.お金のためではなく学ぶために働く
- その他大事と思ったこと
1.お金持ちはお金の為に働かない
大抵の人は朝起きて、仕事に行き、請求書を支払うの繰り返しで、お金に対する恐怖と欲望と言う感情に走らされるラットレースをして一生を過ごす。
給料の額によって決められた人生など本当の人生ではない。
お金がないことの恐怖とお金に対する無知に振り回されている。
中流以下の人はお金の為に働き、金持ちは自分のために働く
私もお金の為に毎日行きたくないなと思いながら仕事に行っていてまさにラットレースをやっていました。お金の知識がなく、この15年間ひたすら会社にしがみついていました。
もうアラフォーで少々遅いかもしれませんが、こういうことを知れただけでも良かったです。
「何事も始めるのに遅すぎるということはない」と思っています
マクドナルドの創業者も人生逆転したのは60歳以降とのことです。
2.お金の流れの読み方を学ぶ
資産は自分のポケットにお金を入れてくれるもの。負債は私のポケットからお金を取っていくもの。資産と負債の違いを知り、資産を買わなければならない。
持ち家は資産でも投資でもなく負債
お金に困っている人は大抵の場合お金に動かされるままになっている。
毎日一生懸命働くだけで自分が今やっていることが正しいかどうか自問しようとしない。お金のことを十分理解していないためにほとんどが恐ろしいお金のチカラに身をまかせてしまっている。
学校は雇い主としてではなく、雇われる側の人間として優秀な人間を育てるための場所だ。
たしかに、社会に出て最重要とも言えるお金の教育をしない学校は、ある意味「奴隷」を量産していますね。
学校の授業はこんなこと勉強して何の役に立つのだろうという内容が結構多いですが、お金の教育に力を入れてほしいです。
買い物をするときには、資産か負債かを意識して買う必要があると思いました。
持ち家、車を持っていますが、何も考えず買ってしまいました。
必要であれば買わなければなりませんが、資産か負債かを意識しているだけで結果が違ってきます。
3.自分のビジネスを持つ
今の仕事を続けながら、一方で自分のビジネスを持つことを考えるべき。
本当の資産とは
①自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
②株
③債券
④収入を生む不動産
⑤手形・借用書
⑥音楽、書籍などの著作権・特許権
⑦その他価値のあるものを生み出すもの
私は投資信託から始めて、楽天VTI(全米株式)を積み立てています。
リスク分散のためにも、さらに他のビジネスにも手をだしたいと思っています。
そのためには、「知識をつける」ことと「行動する」ことが重要と思いました。
4.会社を作って節税する
会社があれば税金を支払う前に利益から経費を支払うことができるので節税対策になる
これはもちっとお金をかせぐようになってから考えることで、まだまだ先ですね。
5.金持ちはお金を作り出す
金持ちはファイナンスインテリジェンスを使ってお金を作り出し保護する
ファイナンスインテリジェンス
①会計力・・・財務諸表を読んで理解する力
②投資力・・・お金がお金を作り出す科学
③市場の理解力・・・市場が需要と供給の関係であることを理解する
④法律力・・・会計や会社に関する法律
なにかを成し遂げるには「行動力」が重要ですが、やはり「知識」がないと「カモネギ」になってしまうとおもいます。
不動産投資とかコンビニ経営にも興味がありますが、知識がなさ過ぎて手が出せません。
今の知識だと、人口減少の日本で果たして儲かるのだろうかと思ってます。
まずは、知識をつけるところからやってみます。
6.お金のためではなく学ぶために働く
「いま毎日やっていることのいきつくさきはどこか?」を考えて、お金のためではなく、自分のスキルアップの為にはたらく。
成功の為に必要とされる主な管理スキル
①キャッシュフローの管理
②システムの管理
③人間の管理
私の仕事でいま毎日やっていることの行きつく先は「暗闇」のような気がしてなりません。将来を見据えて、スキルをつける、仕事と別に自分のビジネスをもつをやっていきます。
その他大事と思ったこと
ラットレースから抜け出すには、「二度と働かなくて済む状態を手に入れるにはどうしたらよいか」を考える。
自分がやりたいと思っていることをすでにやり遂げた人を見つける。
じっとしていないで行動する。
ラットレースから抜け出したい。この世の中、ダメリーマンには辛すぎる。
先は遠いですが、経済的自由をめざして頑張ります。
そのためには、行動あるのみ。