人生と財産(本多 静六 著) お金持ちになるヒント
こんにちは。
みなさん、お金持ちになりたいですか?
それはなりたいですよね。
私もとてもなりたいです。お金持ちになって会社やめてやります。
お金持ちになりたいと思っている人は多いと思いますが、大抵は宝くじでもあたらないかなぁとか運まかせと思います。
それではほぼ確実にお金持ちにはなれません。交通事故に当たる確率の方が高いです。
人生と財産
お金持ちになるヒントが書かれている「人生と財産」と言う本を読んでみましたので紹介したいと思います。
本多 静六さんは明治〜昭和期に東京大学教授でありながら、貯金と株式投資によって大きな資産を築き上げた方です。
1世紀前のノウハウにも関わらず、現代でも有効な資産を築くための本質が書かれています。
また、ただ財産を築き上げただけではなく、世のため人のために尽力されています。
一部紹介
その中でも私が良いと思った内容を一部紹介いたします。
- 収入は天引き四分の一を貯金してしまう。
- 貯金がある程度の額に達したら投資する。
- 危険の分散(リスク分散)
- 子孫の幸福のためには財産を譲るのではなく、努力しやすいように教育し努力の習慣を与え努力の必要な境遇に立たしめること。
- 節険は出すべきものはチャンスとしてだし、義理人情も立派に尽くすが、自分に対しては足るを知り、分に安じ、一切の無駄を排して自分を抑制する
- ある程度の成功をおさめたら四分の一奉仕
- 人生最大の幸福は職業の道楽化にある。道楽化するには努力しかない。
- 人生は良き計画に始まる。
など、お金を貯める方法から始まり、資産を持った後のこと、その他人生設計が書かれております。
<要約>
収入の25%を貯金し、生活防衛資金が貯まったらリスク分散しつつ投資する。ある程度の資産が貯まったら、25%を世の中のために使う。
私の中で最も重要だったのは、「子孫にはお金ではなく努力の習慣を与えること」です。
親は子のためを思い、ついついお金を出してしまいますが、それだけでは本人の生きていく力はつかず、将来的には子供のためにはならないと思うようになりました
仮に日本が財政破綻しハイパーインフレになれば、お金は紙屑になります。
子育てでは、お金ではなく経験と生きていく力をつけるよう心掛けていきたいと思います。
ハイパーインフレの記事はこちらが参考です。