扶養と給料の関係から妻の働き方を模索する
現在、嫁が仕事をさがしていますが、103万円の壁とか130万円の壁とか言うキーワードが出てきて結局自分にとっていくらくらいを狙えば良いのかよくわかりません。
嫁から相談されましたが、私もそんなに詳しくなく、インターネットから情報をかき集めて、ベストな給料を検討してみました。
★嫁様の所得見込み計算
まずは、嫁様が働いて得られる給料を計算してみます。
<前提>
時給:900円
労働時間:8時間/日
労働日数:20日/月
<結果>
900円×8時間×20日×12ヵ月=1,728,000yen
フルで働いて年収170万円くらいでしょうか。
★給料と手取り
まずは、給料と手取りの関係をまとめました。
追加負担と言うのは税金や社会保険のことです。
総支給が130万円~150万円では120万円の場合と手取りが同等以下です。
単純に考えれば、この130~150万円のレンジでは働かないほうがいいですね。
★追加負担の内訳
次に追加負担額の内訳をまとめてみました。
130万円以上になると社会保険が適用されます。
厚生年金と健康保険の割合が大きいです。
★嫁が働いた場合の世帯収入
嫁が扶養から外れた場合は夫の手取りも変わると思い確認してみました。
夫の手取りはほとんど影響されませんでした。
★追加負担と厚生年金
追加負担は増えますが、厚生年金を支払った分将来的にもらえるので、厚生年金は支払ったほうが(・∀・)イイ!!のではないかと思い確認してみました。
<前提>
- 嫁が現在40歳なので、40歳から60歳まで働くと想定して追加負担は20年間で計算
- 厚生年金の受給期間は10年・20年・30年の3パターン。
※女性の平均年齢は約90歳なので70~90歳まで受給できたとして20年間が平均的と考えられる。
30年間受給できたとしても、追加負担分には届かない計算でした。
しかも、年金は貰えるかどうかわからず、20年後の100万円の価値は現在の100万円の価値より低いと思われます。
★ベストな給料の狙い値
以上の検討結果から、狙うべき給料は年収120万円(月収10万円)ということになりました。
でも、120万円でキャッシュフローが成り立たない場合は、150万円以上を狙わなければなりません。
- 現状では、嫁様の給料が120万あれば成り立つ計算
- 私の本職がいつまでもつか不安
- 子供が小学生で手がかかる(病気、学校行事など)
以上の状況を踏まえると、子供が小学生の間は120万円狙い、中学校にあがれば150万円以上狙いがイイと言う結論になりました。
【1/27追記】
id:mori99 様からご指摘いただきましたので追記しておきます
mori99 厚生年金は保険の面がある。明日、事故で半身不随になった場合に障害厚生年金が出るので保険金との兼ね合いは考えるべき
moti99様 ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m
※色々調べて算出しましたが、間違いございましたらご指摘ください。
マネープランに関する記事です。